●タイトルの変更 まずはガイドブックそのもののタイトルのが変更されています。
PS2版(以下、旧版)は「
古えの地綺譚」
PS3版(以下、新版)は「
公式ガイドブック」となりました。
これは、想像するに、
旧版と新版との区別をつけるということと、
新版と同時発売された『
ICO 公式ガイドブック』との整合性も考えての変更ではないかと。
●外観(素材)がスッキリ、スリムに つぎに外観!
サイズはどちらも変わらない変形A4版ですが、
使われている紙が異なります。
カバーは特に分かりやすくて、
旧版が透けるタイプの紙だったのに対し、
新版はしっかりとした透けないタイプの紙が使われています。
本体の紙は、
旧版の方が厚く(130位?)、
新版の方が薄い(110位?)なので
トータルページ数は変わりませんが、
新版の方が本としての厚さはスリムになりました。
少し分かりにくいですが・・・
下が旧版、上が新版です。
タイトルが印刷されている位置も少し異なっています。
●プレイ画面のキャプション一新 では、中身についてです。
今回、PS3版で完全リマスターによりHD化されたこともあり、
新版では、攻略方法などの解説で掲載されているプレイ画面のキャプションもPS3
版に変更されています!!
画像サイズも、
旧版4:3→新版16:9に変更になり、
少し横長になりました。
このプレイ画面というのが、
実際にプレイしている画面を撮ってきているので、
旧版と比較したときに、アングルは同じでも全く同じ画面を撮れることはなく…
この差を見比べるのもまた楽しいです(笑)
第3の巨像のページでは、
巨像の攻撃を回避するめにジャンプするワンダの、
まさにその瞬間が撮られていたり(笑)
●内容の変更 ガイドブックの掲載内容としては、
基本操作
巨像の攻略法
物語について
隠し要素
インタビュー
という基本は同じですが、新版では次の変更があります。
・3Dについての説明
PS3版の売りのひとつとして、3D対応がありますが、それについての説明が追加されています。
・ページネーションの変更
巻末に上田文人氏のインタビューが追加されるからか、
「小さな命」のページが、旧版4ページ→新版2ページに編集されています。
そのため、38ページ以降は旧版と新版とでページ数がずれています。
左が旧版、右が新版です。
・上田文人氏のインタビュー追加! 今回の新版の一番の目玉と言っていいでしょう!
上田文人氏の新規インタビューが追加されています!
今だから話せる開発時の秘話、
PS3でのHD化についての作成秘話など、
「ワンダと巨像」に初めて触れる人も、PS2版をプレイする人も興味を惹かれる内容です。
はじめは、PS3でのリマスターには乗り気じゃなかった・・、
でも「今からでもプレイしてみたい」という人が全員PS2を持っているわけでもなく、
現行機で遊べるようにリマスター版を出すのは有りなんじゃ、と思うようになった・・
など、作品とユーザーにかける上田氏の思いを感じることができます。
ファンなら必読ですね(笑)
長々と書いてきましたが、
今回の公式ガイドブックは、
旧版を持っていない人にはぜひ手にしてほしいですし、
旧版を持っている人も、資料として持っておくのも良いんじゃないかと。
なかなか街中では見かけませんので(^^;)、
見かけたときは「出会いだ!!」と思って手にとって確認して見てください!
ちなみに、私は発売日の大阪・梅田で本屋・電気屋を5軒回りました…(^^; ⇒
詳しくはこの記事 ↑最終的に巡り合ったのは、堂島アバンザのジュンク堂書店です!
ありがとう!ジュンク堂さん!笑
●おまけ旧版と新版とを比較してる中で、こんな変化を発見。。
それは第15の巨像の攻略ページにて。
巨像をどのように攻めたらよいかの「攻撃方法」と
巨像からの攻撃にどのように対処したら良いかという「対処方法」が掲載されているのですが、
この写真が旧版と新版で逆転しているでは・・ありませんか!!(笑)

ひっくりかえってもおかしくはないんですが・・・
ん。。いや、やっぱりちょっと変??
直接現物を比較できる方、どう思われます??(^^;